米国のイールドカーブが逆イールドになっている。通常であればリセッションのサインであるが、はたしてどうか。
2年債の利回りが上昇し、10年債のそれを上回った。2019年8月以来の出来事である。
注意深く見守られているリセッションのサインが火曜日にともった。2ねん国債の利回りが上昇し、10年債のそれを上回ったのだ。この逆イールドは通常、経済が長期低迷に陥るとのサインを示している。そして、過去50年間、すべての景気後退の直前にこの逆イールド状態が起きている。
2年国債の利回りは2019年3月以来となる2.45%をつけた。今年に入り、2年債は1.4%ポイント上昇している。これに対し、10年国債の利回りは2.38%に下落した。
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