英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ポルトガルにて

 薄曇り。

 米国債の利回りは上昇。焼け焦げたような指標が力強い経済を指し示しているからだ。Fedによるさらなる利上げを見込む見方が増えている。

 米国の第1四半期のGDP指標は予想以上に強かった。年率換算の成長率は2%の成長である。事前予想は1.3%だった。10年国債の利回りは、0.13%ポイント上昇し、3.84%になった。

 この2%成長という数字は、Fedの行動に大きく影響を与える可能性がある。経済はリセッションに陥ることなしに利上げを続けることが可能だと受け止められるからだ。7月の会合において、Fedは0.25%利上げに踏み切る可能性が出てきた。そう予想する割合は86%に高まっている。

 28日、パウエル議長はポルトガルで開かれたパネルディスカッションに参加し、あと2回の利上げの可能性を否定しなかった。

 6通貨対比のドルは0.4%上昇した。

 https://www.ft.com/content/035c18f8-a447-48c6-a0f8-bffc9c6036a6