英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

Fed、利上げを決定

 曇り。

 注目のFOMCFedは2018年以降、最初となる利上げを決めた。上昇し続けるインフレへの対応となる。

 Fedは0.25%の利上げを決め、今年中にあと6回の利上げを見通している。今年はあと6回の会合が予定されており、会合ごとに利上げをしていくという。

 2日間にわたるFOMCの2日目に、0.25%の利上げを決めた。これはコロナからの回復途上にある米国経済にとって、最新のマイルストーンになる。

 会合後の記者会見において、パウエル議長はタイトな労働市場、高いインフレに合わせて利上げを決めた、と述べた。そして、FFレートをhき上げていくことが適切である、と述べた。

 FOMCの利上げ決定は全員一致だった。しかし、ブラード総裁は0.5%の利上げを求めた。

 Fed幹部らは利上げの見通しを3カ月前と比べて大きく引き上げた。3カ月前の見通しでは、3回の0.25%利上げを今年見込んでいた。そして、2023年と2024年にかけてあと5回の利上げを見込んでいた。

 いわゆる「ドット」と呼ばれる金利の見通しによると、2022年中にあと6回の利上げが見込まれている。そして、2023年には3回の利上げを見込んでおり、その通りであればFFレートは2.8%に到達し、いわゆる中立金利と呼ばれる金利を超えることになる。

 https://www.ft.com/content/4cd13c43-3387-4af8-9866-2d618c936d2b