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英語メディアの経済、政治記事を定点観測

原油100ドル説が浮上

 快晴。

 原油価格が高騰している。ここ数週間の高騰ぶりが目立つ。7年ぶりの高値をつけている。

 2022年中には100ドルを突破するとの観測も出てきた。原油の供給に制約があり、世界のインフレを加速させるとの観測だ。ブレント原油価格は10パーセント上昇し、86ドルをつけた。昨年10月の高値を更新した。

 2014年には115ドルをつけている。それをうかがう勢いである。

 米国の指標原油であるWTIは、今年初めと比べて12パーセントも上昇している。アナリストの一部には、もし供給が大きく増えなければ、今年中に100ドルを超える可能性があるとみる。

 原油市場にとっては危険な時期であると専門家は語る。バイデン大統領はOPECに対し、原油の増産を求めるレッドゾーンに差し掛かっているというのだ。

 12月の米国の消費者物価指数は7%上昇した。1982年以来の水準である。

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