原油価格がナーバスな展開を見せている。原油価格を左右する5つの要素とは。
1か月前にブレント価格が86ドルの高値を付けたかと思えば、安値に転じている。米国の原油生産は予想以上に増えており、サウジの原油供給も増えている。ロシアもこの状況に追随しており、予想以上に需給は緩んでいる。
イラン制裁の実効性も注目される。8か国がイラン制裁に伴う猶予措置を得た。中国やインド、韓国、日本、そしてトルコがそうした国の中に入る。
4月にイランは日量280万バレルを輸出していたが、先月はそれが180万バレルに落ち込んだ。今後半年で130万バレルまでさらに落ち込むだろう。
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