晴れ。
インフレ懸念が広がり、米国株が5月以来の下げを演じた。S6P500指数は2%の下落。10年国債利回りは3カ月ぶりの高い水準に達した。
世界各国の中央銀行がより積極的にインフレ退治に動く中、金融市場が揺れている。ウォールストリートの株価は5カ月ぶりの下げを演じた。
ベンチーマークとなるS&P500指数は2%下落した。指数を構成する銘柄のうち、85%以上の株価が下落した。ナスダックも下落。欧州株も下げている。
この株安は、国債価格の下落に伴う売りである。タカ派色を強めている中央銀行政策の見通しに合わせ、投資家は資産の入れ替えに動いている
国債の金利は急騰している。Fedとイングランド銀行が先週、利上げ時期が従来よりも早まるのではないかとのメッセージを発したからだ。
https://www.ft.com/content/7541c364-736b-488b-a793-7ba5cf517f49