晴れ。
イタリアのドラギ首相。新たに財政支出の監視機関を設け、イタリア経済の改革を推し進めていく構えだ。
イタリアのドラギ氏が率いる政府は、イタリア改革プログラムで支出する2480億ユーロの内容について監視する機関を創設する。EUのコロナ対策基金の支出先を精査するとともに、官僚主義で遅れているインフラの整備をスピードアップするためだ。
首相公邸に直接報告する新たな官僚組織は5年限定の機関だ。
https://www.ft.com/content/1ff8c760-cedb-4f1c-8e08-f7e9e4109570
イスラエルで政変が起きつつある。野党が連合を組み、ネタニヤフ首相おろしを画策している。中道派と極右派が手を組み、連立政権を形成しようとしている。長らく政権の座にあったネタニヤフ氏は首相の座を追われる見通しだ。
ネタニヤフ氏はイスラエルの歴史の中で、最も長く首相を務めた人物である。そのネタニヤフ氏が権力を維持できるかどうかの瀬戸際に立っている。というのも、極右の政治ブローカーであるベネット氏が、野党首脳と組んで、連立政権を模索していると明らかにしたからだ。
もしこの組閣構想が実現すれば、異なったイデオロギーを持つ、8つの小規模政党による不安定な連立政権が生まれるかもしれない。ベネット氏はパレスチナの主権国家を拒否し、宗教右派として知られる。パートナーとなるのが、世俗中道派のテレビ司会者出身のLapid氏だ。
https://www.nytimes.com/2021/05/30/world/middleeast/israel-coalition-bennett-lapid.html