快晴。
パウエル議長。通常の生活や状態に戻る期待を込めた発信。
議長は上院の銀行委員会における議会証言に臨んだ。今年には通常の状態に戻ることへ期待を寄せたが、それは中央銀行としては経済をしっかり支え続ける意図を伝えるメッセージである。つまり、早期の金融政策の引き締めはあり得ないというメッセージである。
ニューヨークの株式市場では早い時間にテクノロジー株を中心に大きく下げていたが、パウエル発言で戻した。
今回のパウエル発言は、コロナ危機後としてはもっとも楽観的なトーンだった。しかし、まだ大きなダウンサイドリスクが残っていることも強調した。
ここ数週間、新規の感染者数や入院の数は減っている。今年後半にはワクチン接種の効果がきくことへの期待も表明した。
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