曇り。
バリュー投資のゆくえについて。まだ意味があるのか、問いかけている。
かつてケインズやウォレン・バフェット氏が成功を収めたバリュー投資だが、現在のパフォーマンスは良くない。コロナウイルスはその痛みをよりひどいものにしている。
1970年代後半、ウォートンビジネススクールにおける流行は効率市場理論であった。しかし、若い生徒にとって、それはすべてインチキに見えた。激しく上下する株価が、市場の合理性を象徴しているという理屈は、とても疑わしいものだった。
つまり、安く放置された株式を買い上げる、安い株価の良い企業の株式を買う、というバリュー投資の誕生だ。フェアバリューを下回って取引されている、良好で堅調な企業を見つけ出す。しかし、その考え方の一片は、1930年代にベンジャミン・グラハムが考え付いたものだ。
そして、これを一般に普及させたのがウォレン・バフェットだった。
しかし、コロナウイルスによってバリュー投資は大きな打撃を受けた。コロナ危機の最中は貧相な結果しか出せていない。
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