晴れ。
エネルギー関連の債券に焦点が当たっている。
サウジとロシアによる価格戦争は、米国のエネルギー関連債券に下押し圧力をかけている。総額は1100億ドルだ。
米国のエネルギー企業が発行したおよそ1100億ドルもの債券が、ジャンクレベルに陥っている。原油価格が低下したことで、投資家はこうした債券がきちんと償還されるのか疑心暗鬼に駆られているからだ。
米国の石油ガス会社が発行した債券のうち、12%は金利が国債より10%以上高い水準で取引されている。これはいわゆる「ディストレス」債券状態である。
https://www.ft.com/content/ef518832-62f1-11ea-a6cd-df28cc3c6a68