英字紙ウォッチング

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サウジを擁護するトランプ

 晴れ。

 サウジ人ジャーナリスト問題の続報。サウジ大使の自宅をトルコ当局は捜索した。米国はサウジとの関係は死活的に重要であると確認した。

 トランプ大統領サウジアラビアが米国にとってビジネス上、安全保障上重要な絆を持つとして、擁護した。そして、サウジアラビアに避難場所を提供する考えを示した。サウジは重要な同盟国であり、軍事品の非常に大きな買い手である、としたのだ。 

 https://www.wsj.com/articles/turkey-saudis-spar-over-missing-journalist-probe-as-u-s-rows-back-pressure-1539779425?mod=hp_lead_pos1

 サウジのサルマン皇太子とソフトバンクの孫氏の関係に、この問題はどんな影を投げかけるのだろうか。

 今年初め、億万長者の孫氏はサルマン皇太子のことを、偉大な人物であり、偉大な投資家だ、と述べた。その尊敬の念はお互いそうだ。サルマン皇太子は、サウジの資金を孫氏のビジョンファンドに450億ドル拠出すると約束した。

 その2人のビジネス上のパートナーシップが危機にさらされている。トルコ当局は、今回のサウジ人ジャーナリストの殺害は、サルマン皇太子の指示によるものだと信じている、としている。

 カショギ氏が行方不明になってから2週間、孫氏はこの問題についてまだ公式に発言をしていない。カショギ問題が声高に叫ばれるようになって以降、サウジ主催の会議への欠席を表明する著名人が相次いでいる。

 サウジ問題はソフトバンク株を直撃している。

 孫氏とサルマン皇太子が最初に会ったのは2016年9月のこと。東京赤坂での出会いである。

 https://www.wsj.com/articles/ties-to-saudi-prince-weigh-on-softbank-funds-future-1539791751?mod=article_inline