曇り。
中国はコロナウイルス対策として流動性供給に踏み切った。コロナウイルスの流行により、経済面での影響が出るのを避ける狙いだ。
中国の中央銀行は日曜日に、1730億ドルの追加資金を金融市場に供給すると発表した。株式市場の閉鎖期間が延びていたが、その再開を前にした措置である。
この中国の資金供給は2004年以降としては最大の規模となる。
中国人民銀行は同時に、企業向けの貸し出し金利を引き下げる計画も発表した。
月曜日までに中国では1万4000人以上が感染し、300人以上が死亡している。この数字は2002年から2003年に流行したSARSをすでに上回っている。当時、中国の市場は深刻な混乱に見舞われた。
日曜日には、中国国外で初めての死者がフィリピンで報告された。多くの国が中国からの観光客の旅行を禁止する措置に出ている。
https://www.ft.com/content/e82b9f7a-4591-11ea-aeb3-955839e06441