晴れ。
米中間の緊張が緩和されたのにも関わらず、世界銀行の経済見通しは暗鬱なものだ。政策の不確実性を問題視している。
世銀は、今後3年間にわたる大半の国の成長見通しを引き下げた。
2020年の力強い回復の可能性は、米中の貿易に関する和解が、政策の不確実性を減らす方向に向かう場合だけだ。
この注意深い見通しは、昨年末から元気づいている金融市場の見通しとは対照的だ。世界銀行は今年の成長見通しを2.5%と見込んでいる。2019年は2.4%であり、2022年の2.7%に向けて徐々に上昇していくとしている。
先進国の成長は厳しい年になりそうだ。米国の成長率は2019年の2.3%から2020年は1.8%まで落ち込む。米国の成長見通しが原則するのは、関税が引き上げられ、貿易コストが上昇し、投資を行うための他国との経済関係が不確実になっているからだ。
欧州の見通しもさらに弱含んでいる。
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トランプ大統領は、イランとのこれ以上の軍事衝突は望まないという。イランのミサイルがイラクの米軍基地に落下したことを受け、大統領はアメリカ人の負傷はなく、イランは警戒態勢を解きつつある、と述べた。
大統領は、これ以上のイランに対する軍事行動を取り下げ、新しい外交関係を求めた。イランのミサイル攻撃が、犠牲者を出そうというよりも、対面を守ろうという意図であることを認めた格好だ。
大統領はテレビ向け声明の中で、イランが警戒態勢を解きつつあることを評価した。