曇り。
ハリー・マルコポロス氏がGEの会計について、380億ドル相当の不正会計を示唆した。GEの株価は低下した。
エンロンやワールドコムよりも大きな会計不正が、GEに隠されている。マドフ氏の詐欺疑惑を発見した金融調査担当者
マルコポロス氏によって報告された170ページの報告書が公表され、GEの株価は15%も下落した。彼は、保険取引や油田サービスビジネスに関連し、GEは380億ドル相当の不正会計を行っていると指摘した。
CNBCに対し、破綻が起きるそうだと述べた。
マルコポロス氏は2008年にマドフ氏の詐欺事件が起きる数年前に、マドフ氏の事件を指摘したことで知られている。
マルコポロス氏とそのチームは、GEに関するレポートの新しい見本をヘッジファンドに対して提供した。
それに対し、GEのCEOであるラリー・カルプ氏は、市場操作であり、純粋で単純なことだ、と述べた。GE側は彼が170ページの報告書を書き上げ、会社側とは話し合いをしなかったという事実は、彼が正確な財務分析に関心がなく、単に彼と彼の背後にいるヘッジファンドに利益をもたらすのが動機であることを示している、と反論した。
かつて米国でもっとも価値ある企業と呼ばれたGEはここ数年、経営不振に見舞われている。2人のトップを交代させたのにもっ変わらず、株価はさえない。
https://www.ft.com/content/20c2e468-bf57-11e9-89e2-41e555e96722