晴れ。
株価は反落。成長見通しの減速に起因する動きである。何度も繰り返し、浮上しては消えていく。
今回のきっかけはIMFが2019年の世界経済の成長見通しを切り下げたことだ。投資家としては再び主要経済が減速する可能性を意識し始めている。IMFレポートと同時に、中国経済の2018年の成長率が公表された。1990年以降でもっとも低い成長率であり、ダウ株価指数などは反転下落した。
トランプ政権は中国との予備貿易交渉の提案を断ったとFTが報じたが、政権幹部はこの報道を否定した。
センチメント指数をみると、投資家の疑念は消え去っていない。世界株安の最悪期が終わったと信じ込んでいる投資家はまだ少ない。