英字紙ウォッチング

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辞めるな、セッションズ

 曇り。少し気温が下がってきた。すさまじかった猛暑もようやく終わろうとしている。
 共和党上院議員らが、セッションズ司法長官に少なくとも中間選挙まではその職にとどまるよう求めている。トランプ大統領からの批判に負けるな、との激励だ。
 トランプ大統領が司法省にフラストレーションを爆発させているのと同じ朝、5人の共和党上院議員がセッションズ氏と会った。先週木曜日のことだ。司法省5階のダイニングルームで朝食をともにした。彼らのメッセージは、トランプ氏が横にいても、職にぶら下がりつづけろ、というものだ。
 トランプ氏はある共和党議員に最近、中間選挙の前にセッションズ氏の辞職を求めていると話した。しかし、議会やホワイトハウス内部の説得を受け、この考えを今のところ収めているのだという。
 セッションズ氏と朝食をともにしたのは、司法省を監督する司法委員会のメンバーだ。彼らがセッションズ氏に辞職を思いとどまらせているのも、中間選挙前に後任者をめぐって争いたくない、との動機もある。
 セッションズ氏自身は、トランプ氏の集中攻撃に疲れているが、しばらくの間は、彼の辞職に伴う政治的混乱を避けるため、職にとどまっているのだと、共和党議員は話している。
 この話題は、中間選挙にどう向き合うのか、トランプ氏と共和党議員との間で考えが分かれていることを象徴している。しかし、共和党議員らは11月6日の中間選挙前に政治的嵐のダメージを避けたいと願っている。
 https://www.wsj.com/articles/some-republicans-urge-attorney-general-to-remain-in-job-as-elections-loom-1535487332?mod=hp_lead_pos1