英字紙ウォッチング

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米中、一時休戦

 肝心の米中関係である。両者は関税戦争の被害を回避するため、一時休戦を模索している。 

 トランプ大統領と習国家主席ブエノスアイレスで重要な首脳会談を行った。一時休戦で折り合ったもようだ。

 トランプ大統領の貿易に関する考えは揺れている。ここ2か月の間、欧州や日本との貿易関係で緊張緩和する方向に動いている。また、NAFTAを復活させるような動きもある。

 しかし、中国との貿易交渉はより困難なチャレンジであると考えられてきた。2016年の大統領選挙キャンペーンにおいて、対中貿易に向き合うことは中心的課題だったからだ。

 トランプ大統領が中国に対して強硬な姿勢をますますとるようになると、政権内のタカ派が勢いづき始めた。とくにナヴァロ氏とライトハイザー氏がそうだ。しかし、その一方で、ムニューシン財務長官やクドロー氏は、中国との取引が最善だと説いた。その4人がブエノスアイレスで同じテーブルについた。

 トランプ氏自身の本当の考えを特定するのはいつも難しい。それは味方、敵を問わずである。一方、トランプ氏は習氏との個人的な強い関係を強調している。これは楽観主義者にとって、事態を打開する要素の一つとしてたびたび挙げられている。

 https://www.ft.com/content/812104b6-f5b3-11e8-af46-2022a0b02a6c

 関連記事。欧州にとって、米中緊張がどのように見えているか、分析した記事である。

 ホワイトホールの職員の任務は、英国が直面する脅威を位置付けることである。すべきことは数多くある。イスラム主義者のテロやロシアの湿地奪回主義、中東紛争、ナショナリズムの勃興、核拡散や中国の対外膨張主義まで。

 ある日、その中で、こうした脅威に隠れたもっとも大きな脅威が登場したら、どうするか、という問いが出てきたのだ。

 70年間にわたり、ワシントンとの特別な関係が英国の外交政策の主要な柱であり続けた。しかし、この関係がいつまで続くか、という疑問が生じているのだ。

 メイ首相率いる政府がこのような疑いを持っていることは、最新のニュースを見ていればわかる。首相は現在、政治生命をかけてブレグジット取引を議会と行っている。

 https://www.ft.com/content/120da9b4-f331-11e8-ae55-df4bf40f9d0d