英字紙ウォッチング

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北朝鮮との対話

 晴れ。秋晴れである。
 米国のティラーソン国務長官北朝鮮と直接協議を行っていると述べた。緊張感が高まっているのにも関わらず、北朝鮮側に話し合いの意向があれば、それを探る狙いである。事態打開のきっかけになるのだろうか。昔の独ソ不可侵条約や米中国交正常化のように、急転直下で飛んでもない展開が待ち受けているような予感がする。
 土曜日にティラーソン長官は、北朝鮮政府と直接コンタクトする、2つか3つのチャネルを探っていると述べた。長官は「我々は暗い状況に陥っているわけではない」と話した。
 以前、米政府の幹部は、北朝鮮と外交関係にないにも関わらず、直接接触していたと述べた。ティラーソン長官の発言は、こうした点を高官が認めた珍しいケースである。
 11月には北京で習近平氏とトランプ氏の会談が予定されており、ティラーソン氏の訪問は下馴しである。北京政府も米国に対し、北朝鮮との直接対話を促している。
 https://www.wsj.com/articles/tillerson-in-rare-high-level-acknowledgment-says-u-s-is-in-direct-contact-with-north-korea-1506787266