英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

バイアメリカ

 曇。やや涼しい。
 ホワイトハウスは月曜日、NAFTAの再編案を公表した。青写真が示すのは、「バイアメリカ」条項を維持し、為替操作を抑制することを求めている。
 今後1ヶ月以内にスタートする、23年間も続いた協定の交渉目標である。
 ブループリントで展開されているワシントンの目標は、為替操作国を防止するメカニズムの導入である。同様にバイアメリカ条項を維持する。また、とくにメキシコからの輸入について、労働条件のスタンダードを引き上げる。また、米国の完全についてしばしば見直すために開催された北米パネルを廃止する。
 ただ、熱い論争が繰り広げた貿易赤字を減らすメカニズムの導入については言及はなかった。
 https://www.wsj.com/articles/white-house-releases-its-plans-for-remaking-nafta-1500329545
 下記が改革のブループリント。
 https://ustr.gov/sites/default/files/files/Press/Releases/NAFTAObjectives.pdf
 トランプ政権は一時的に、季節労働者のビザ発給を緩和する。1万5000人の労働者が入国できるようになる。とくに、ホテルやレストランなどの業界で、人で不足が緩和される。いわゆるHー2Bビザと呼ばれるビザの数を増やす決定を月曜日に行った。
 トランプ大統領は移民政策について、激しく非難するような選挙キャンペーンを行っていたが、彼自身の保有する不動産はH-2Bビザを使って運営されていることが浮上し、強い圧力を受けていた。
 政権は、より高いスキルを持った外国人労働者に発給されるH-1Bビザの見直しを検討している。
 https://www.ft.com/content/e373b066-6b0b-11e7-bfeb-33fe0c5b7eaa