曇。今日は雨の予報である。
トランプ氏の政治スタイルを取り上げた記事である。
金曜日の朝、およそ80分間にわたって、次期大統領のトランプ氏は議会と米国民に対し、今後4年間で心しておかなければいけないことを述べた。朝の6時19分から7時42分にかけて、トランプ氏はツイッターで6つのメッセージを送ったのだ。その中で、彼はメディアを批判し、国境の壁を設けるという約束について微修正し、トランプ氏自身がプロデュースした番組に登場したシュワルツネッガー氏を嘲笑った。
トランプ氏とそのチームは最初から、ワシントンの政治的な主流派を圧倒する意向を持っているようだ。しかし、彼のユニークな戦略は時折内部で混乱を引き起こしてしまう。たとえば、共和党が、トランプ氏自身の選挙公約でもあったオバマケア法の廃止に動こうとすると、トランプ氏はツイッターで廃止の政治的な結果に注意すべきだと警告する有様だ。
その結果、共和党内部でもトランプ氏に注意すべきだとの警告が流れている。
南部国境に沿って壁をつくることについては、トランプチームがその資金を見つけるよう求めているが、議会の支持はほとんど得られそうにない。この点は金曜日の朝にトランプ氏がツイッターで再言及したポイントだ。メディアのせいにして、メキシコ国境の壁の建設費用は後ほどメキシコに請求するだろうという点を報じようとしない、と。
この壁の問題は、フォックス・メキシコ前大統領が、私自身だけでなく、メキシコ国民も、このような人種差別的なモニュメントの費用を払うはずがない、とツイッターでお返ししている。
もっとも対照的なシーンだったのが、木曜日に上院で情報機関のトップたちが集められたときだ。幾人かの共和党議員は、この問題の深刻さと反撃をするよう何度も主張した。トランプ氏はロシアの関与を否定していないが、関与の確認もしていない。
米国株式会社もトランプ式スタイルへの適応に苦労している。例のトヨタやGMへの圧力の件だ。
トランプ氏の移行チーム内の混乱もある。CIAの前トップ、ジェームズ・ウールジー氏は移行チームのアドバイザーを辞めると述べた。
http://www.wsj.com/articles/six-tweets-in-80-minutes-trump-gives-new-congress-a-taste-of-whats-to-come-1483752948
トランプ政権の幹部たちは、依然として倫理的な審査を完了していない。
http://www.wsj.com/articles/federal-ethics-office-says-some-trump-nominees-havent-completed-financial-disclosure-before-hearings-1483819592