晴れ。
トランプ氏の過激な政策の余波が日本企業にも及んできた。トヨタ自動車が10億ドルをかけて建設を計画しているメキシコ工場についてツイッターで批判を行った。輸入するカローラに関税をかけると脅している。
トランプ氏のへんてこな政策による危険性が現実味を増している。
このツイッターの投稿は、トヨタ幹部が新政権に協力するとシグナルを送ったばかりのときだ。トランプ氏はトヨタだけでなく、GMやフォードにも圧力をかけている。この一斉爆撃は、トヨタの長年の努力に対する深刻な挑戦となっている。トヨタは今回のトランプ氏のツイッターに対し、メキシコ新工場の建設によって、米国の生産や雇用水準は減少しないと述べている。
トヨタの新工場の計画は2015年4月に公表され、カローラを年間20万台生産する計画で、2019年から本格生産が始まる。
http://www.wsj.com/articles/trump-says-no-way-to-toyota-plant-in-mexico-1483643183
トランプ氏の会社向けの債権をウォールストリートの金融機関が幅広く、大量に保有していることが判明した。このことが新たな利益相反を招く可能性がある。
150以上の金融機関がトランプ氏関係の債権を保有しているという。トランプ氏個人の保証がついた債権は数億ドルにのぼる。これらは証券化商品として仕組まれ、多くの投資家に過去5年間販売されているという。
http://www.wsj.com/articles/trump-debts-are-widely-held-on-wall-street-creating-new-potential-conflicts-1483637414