英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

低金利更新

 曇り。
 クリントン候補のeメール事件。FBIは極度に注意を欠いた、としたが、犯罪ではないと結論づけた。
 http://www.wsj.com/articles/fbi-won-t-recommend-clinton-be-indicted-over-private-email-use-1467731774
 米国の10年債金利が記録を更新してさらに低下した。火曜日には1・367%で引けた。ブレグジット以降、世界経済の不安定さが続いている。
 ベンチマークとなる米国10年債は火曜日、1・4%を初めて下回った。ドイツや英国、スイス、フランス、デンマークスウェーデン国債もすべて記録を更新してさらに低下した。
 市場の関心はイタリアの銀行セクターに向いている。不良債権への懸念から、イタリアの銀行株は大きく下げた。
 http://www.wsj.com/articles/fbi-won-t-recommend-clinton-be-indicted-over-private-email-use-1467731774
 英国における不動産投資家の動き。急にファンドからお金を引き出し、投資家を驚かせるのをやめようと保険会社やアセットマネージャーらが動いている。もし、そういう動きに出れば、自己所有の不動産価格を押し下げることになるからだ。強制売却は急激な価格定価に繋がる危険性がある。
 英国の商業用不動産市場は約1兆ドルの市場規模がある。住宅市場は5兆英国ポンドだ。M&G投資は不動産ファンドの運用を停止すると発表した。同様の動きが相次いでいる。投資家によるかつてない規模の売却要請があるからだ。
 http://www.wsj.com/articles/u-k-property-shares-drop-on-uncertainty-following-eu-referendum-vote-1467715870