英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

専門家不信

 バーナンキ氏。
 米国の政治的なアウトサイダー、のけ者にとって、今年は非常に良い年であった。多くの人が経済に対する有権者の不満をうまく吸い上げることに成功した。たしかに、ここには不満を抱くものがいくつも存在する。所得・資産格差の拡大や実質賃金の停滞などだ。しかし、一方で改善している面もある。雇用市場は改善を続け、インフレ率は低位にとどまり、ガソリン価格も低水準だ。
 人々は本当は米国経済について、どんな感情を抱いているのだろうか。
 この投稿は米国人が経済について懸念している内容ではなく、その代わりに世論調査員が苦労して人々の不安を数量化する際のなぞについて焦点を当てる。いわばコンシューマーセンチメントについての論考である。
 http://www.brookings.edu/blogs/ben-bernanke/posts/2016/06/30-how-do-people-really-feel-about-the-economy?rssid=Ben+Bernanke
 ブレグジットやトランプ氏の躍進が意味するところは、専門家に対する有権者の不信である、と説いている。
 https://promarket.org/the-real-lesson-from-brexit/