英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2002年以来のドル高

 曇り空。
 米ドルが2002年以来でもっとも高い水準に上昇している。投資家は中国の成長見通しに注意をこらしている。
 火曜日の為替相場では、ドルは主要国通貨や新興国通過に対し、全面高となった。水準は13年ぶりの高値をつけている。背景には投資家が世界経済の成長を懸念していることがある。中東における地政学的な緊張がドルへの逃避をうながしている側面も指摘されている。
 http://www.wsj.com/articles/dollar-soars-to-strongest-level-since-2002-1452012977
 中国政府当局は市場の安定のために、介入を行った。株式市場と為替市場、それぞれに対して、だ。何人かのトレーダーは、政府系の金融機関による「ナショナルチーム」が株式の買取に出動したと指摘している。
 実際のところ、火曜日の株式市場は、ブルーチップで構成される指数は0・3パーセント高値で引けた。月曜日は7パーセントも下がった後の出来事だ。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/88e7264e-b380-11e5-aad2-3e9865bc6644.html#axzz3wQ0naqzg
 為替介入について、バーナンキ前議長らを交え、興味深いやり取りが交わされている。
 http://economistsview.typepad.com/economistsview/2016/01/what-did-you-do-in-the-currency-war-daddy.html