曇り。
習近平主席と台湾の馬総統がシンガポールで歴史的な会談を行った。1949年に2つの政府に分かれて以来の出来事だ。
台湾は2300万人の人口を持ち、独立した民主主義国家として存在してきたが、大陸中国政府は依然として台湾は大陸中国の一地方だと主張している。大陸中国政府の激怒を恐れ、わずか22カ国しか台湾政府と外交関係を結んでいない。
台湾の住民に対して世論調査を実施すると、最近ますます多くの住民が台湾と大陸中国は違う存在だと認識しており、仮に完全な独立でないにしても、自治は続けたいと考えている。
馬総統の親中国政策は、台湾国民の間で人気がない。しかし、習主席は馬総統がいる間がチャンスだとみて、今回大胆な接近を試みたというわけだ。
しかし、民主主義国家の台湾と強権主義的な大陸中国の違いは明らかだ。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/630d83a4-853c-11e5-9f8c-a8d619fa707c.html#axzz3qo2El2ou