英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

インフレに関する誤った警告

 曇り。連日暑い日が続く。
 ウクライナでは今度は戦闘機が撃ち落とされた。ウクライナ軍機が分離主義者のテリトリー上空で撃ち落とされた。マレーシア航空機が撃墜された地域の近くだという。親ロシア派とウクライナとの間の外交的応酬も激しさを増している。
 http://online.wsj.com/articles/pro-russia-rebels-down-two-ukrainian-warplanes-ukraine-army-says-1406117307?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories
 BoEのマーク・カーニー総裁が利上げの準備に入ったと示唆した。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/da69d824-127b-11e4-93a5-00144feabdc0.html#axzz38F8K9ekP
 インフレに関して誤った警告が発せられているのか。コアインフレ率は極度に低いままだが、セントルイス連銀のブラード総裁は、近い将来インフレ率が上ぶれる可能性を指摘している。ブラード総裁は自身のことを、「インフレに関する北極のようなタカ派」と称している。
 http://www.calculatedriskblog.com/2014/07/inflation-another-false-alarm.html
 元の記事はこちら。
 こうしたインフレへの警戒感は、最近の米国のインフレ率の動きが背景にある。とくに原油価格のスパイク(急騰)が原因だ。しかし、こうした動きが経済全般に及ぶかどうかは、それ以外のいくつかの指標が上向くかどうかにかかっている。
 http://blogs.ft.com/gavyndavies/2014/07/23/another-false-alarm-on-us-inflation/