マーク・トーマ教授が、今次の大不況の教訓について、寄稿している。
バーナンキ議長は、フリードマン教授らの教訓を踏まえ、大恐慌時にFedが犯した誤りを繰り返すことはなかった。
しかし、大恐慌（the Great Depression）とリーマンショック後の大不況（the Great Recession）を同列に論じることはできない、という。
当時と異なり、社会保障制度など、ショックを吸収するクッションが整っていることが大きい。ただ、大不況から脱出するには、社会保障制度だけでは不十分だ。財政出動の助けが必要だとトーマ教授は論じている。
しかし、議会共和党を中心に、政策決定者は緊縮財政（austerity）という悪い方向に向かっている。
http://www.thefiscaltimes.com/Columns/2013/08/27/The-Great-Lesson-from-the-Great-Recession.aspx#page1
