Ｇ２０

　きれいな青空が広がる朝。が、風があまりに強い。
　トヨタ自動車の豊田章男社長が最近の円安について、業界としてすぐに安心できる状態ではないと言及している。円安効果が業績に現れるのは、第４四半期からだ、との見通しを示した。
　http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324162304578305322826075746.html?mod=WSJASIA_hps_LEFTTopWhatNews
　Ｇ２０では最近の円安傾向について、直接日本を攻撃するような言及を避ける見通しになっている。
　また、最近エマージング通貨への資本フローが急増している。トルコやメキシコなどがその代表例で、両国の輸出競争力を殺いでいる。　http://online.wsj.com/article/SB10001424127887324162304578306484257180850.html?mod=WSJASIA_hps_LEFTTopWhatNews
　Ｇ２０では円安が話題になっているが、日本の経済回復策に介入しないことで一致しているようだ。安倍政権の根回しがうまくいっている証左なのだろうか。
　このところ、国際通貨市場はボラタイルな展開が続いている。そして、円と日本の金融政策が為替に関する議論の焦点になっている。今のところ、日本の金融政策は国内問題であり、特定の為替水準をターゲットにしたものではない、と理解されているようだ。
　http://www.ft.com/intl/cms/s/0/cd99fbbe-775a-11e2-9ebc-00144feabdc0.html#axzz2L1SVZhng