英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ギリシャ、極右の影

 今日は秋分の日。今のところ曇り空だが、雨が降りそうだ。
 FTトップは、キャメロン首相がBAEとEADSの統合を支持するとの話題。WAJはロムニー候補の納税の詳細について取り上げている。NYTはリビア武装集団の非武装化を求める動きについて。
 そのロムニー候補の税還付の詳細が明らかになった。それによると、ロムニー氏は、寄付控除を減らすことによって本来払う必要のある税額以上に納税していた。ロムニー氏はオバマ大統領に大統領選レースで劣後しているとされているが、この納税実績の公表が逆転する材料になるのだろうか。
 2011年の納税実績をみると、1370万ドルの収入に対し、190万ドルの納税を行っていた。収入の大半は投資からくるものだ。実効税率は14・1%に過ぎない。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/8fc4288e-03f9-11e2-b91b-00144feabdc0.html#axzz279YAoFhN
 経済的に苦境にあるギリシャにおいて、極右勢力が台頭しつつある。「黄金の夜明け党」というのだろうか。ナチ式の敬礼を好み、黒いシャツに象徴されるこの政党は、6月の選挙では7%の得票を得て、議会で初めて議席を獲得した。移民の排斥を訴えている。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/7f797fde-f778-11e1-ba54-00144feabdc0.html#axzz279YAoFhN