英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドラギのヒント

 晴れ。
 今週木曜日のECB理事会への注目が高まっている。政策予想は、利下げが主なもので、国債購入にまで踏み切るかどうかは微妙だとみる見方が多い。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/09/ecb-meeting-on-thursday-expectations.html
 昨日は欧州議会の非公開ヒアリングが開かれ、ドラギ総裁が出席してコメントした。ECBは3年以内の国債を自由に買うことができると発言し、今後の周縁国支援についての示唆を与えた。
 EU条約ではECBによる財政ファイナンスを禁じている。しかし、ドラギ総裁は、セカンダリーマーケットで残存期間2〜3年の国債を購入することはEU条約に反しない、と述べた。
 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390443571904577629623044370282.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories