英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ドラギ発言

 今日も暑くなりそうだ。いよいよロンドンオリンピックが始まった。昨日の男子サッカーの試合は良かった。「奇跡ではなく、実力」というコメントも頼もしい。
 野村のトップ交代が発表された。トップ交代の後、しばらくはグローバル投資銀行業務を抑制せざるを得ないという。リーマン買収を主導し、世界のトップ投資銀行の仲間入りをすることを目指した渡部体制が終わった。トップ陣はより国内営業にフォーカスした体制に入れ替わる。英国のスタッフは退社を考え始めているという。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/e6fb35e6-d6c9-11e1-ba60-00144feabdc0.html#axzz21dfGxNmw 
 昨日のドラギ総裁発言が効いて、世界の市場は反発した。ただし、われわれのマンデートの範囲内で、という但し書きがつくことに要注意だ。
 http://blogs.wsj.com/economics/2012/07/26/whatever-it-takes-is-familiar-refrain-from-europe/
 ドラギ総裁発言の抜粋は以下の通り。
 http://blogs.wsj.com/economics/2012/07/26/key-excerpts-mario-draghi-says-ecb-ready-to-do-whatever-it-takes/
 このドラギ総裁発言。周縁国国債をECBが購入する決意を伝えたものだと解釈されている。ドラギ総裁の発言にも関わらず、スペイン国債金利は7%をようやく下回った程度。ECBは十分なことをやっているという自己評価が、中途半端な債券買取につながっていると懸念している。
 http://www.calculatedriskblog.com/2012/07/tim-duy-draghi-finds-panic-button-maybe.html