英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

フランス・テレビ討論

 曇り。今晩は米国の雇用統計が発表される。
 昨日のECB総裁会見詳報。ドラギ総裁は「growth compact」を求め、成長重視に政策の舵を切るべきだ、と述べている。政治指導者の間でEUの一層の統合への気運が高まっていないことに、いらだちを示した格好だ。
 成長政策のカギを握るのが、労働市場改革。流動性や柔軟性を増す必要がある。
 また、さらなる政策金利の引き上げについて、何らメッセージを送らなかった。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/1a1e22ec-9540-11e1-8faf-00144feab49a.html#axzz1tFi7s8WO
 投票直前のフランスでは、サルコジ大統領とオランド候補のテレビ討論が3時間にわたって開催された。経済政策を中心に、かなり感情的なやりとりだったようだ。
 サルコジ大統領の主張の要点の一つは、ドイツと比べたフランスの経済パフォーマンスの悪さ。高い労働コストや賃金、労働時間の規制の厳しさが、その差を生んでいるとしており、この点はオランド候補の主張と真っ向から対立する。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/76598180-949d-11e1-bb0d-00144feab49a.html#axzz1tFi7s8WO