英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

イランの禁輸措置

 曇り。
 業績不振は当然のことながら、幹部ボーナスにも及んでいる。
 金融危機後も増え続けてきたゴールドマン・サックスの幹部ボーナスがカットされる。2006年からCEOについているブランクファイン氏は、2011年のボーナスととして700万ドル相当の制限株式を受け取った。2010年は1億2600万ドル相当だった。現金ボーナスの額は不明だが、株式によるボーナスについては、金融当局の開示資料で明らかになった。
 先週、長らくゴールドマンの広報を務めていたPraag氏が交代した。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/893c3afe-4f51-11e1-bc30-00144feabdc0.html#axzz1lNatjKjr
 イラン情勢がきな臭さを増している。同国に敵対する欧州諸国に対し、原油輸出を禁止することを計画している。ただ、いつから、どの国に対して行うのか、イランの石油相は明言しなかった。 
 通常、イランが敵対国と言う場合には、英国、フランス、ドイツを指す。しかし、これらの国はイラン原油をそれほど輸入しておらず、むしろ、ギリシャやスペイン、イタリアが重要な取引相手だ。これらの国はイラン原油の代わりに、サウジやロシア、イラクからの輸入を検討している。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/5e964f8c-4f25-11e1-bc30-00144feabdc0.html#axzz1lNatjKjr
 Homs市を攻撃し、多数の市民が殺されたシリアに対し、ロシアと中国が拒否権を発動し、国連の安保理による制裁措置は成立しなかった。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052970203711104577202541838421660.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories