英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

政策疲れ

 今日も晴れ。テニス日和だ。

 WSJより、ギリシャ続報。ユーロ圏政府が新しいギリシャ支援策に暫定的に合意した。民間債権者に約300億ユーロの負担を求める内容だ。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052702303745304576365563344659564.html
 具体的には、償還期限の近い債務を、より長い償還期限の債務に置き換える。6月20日の財務相会合の後、7月までのできるだけ早期にスタートさせる。
 一方、欧州各国政府はギリシャに対して、新しい貸し出しを行う。
 これらの枠組みは、自発的なもので、クレジットイベントには当たらない、との解釈だ。
 
 ここ数週間、米国であまり芳しくない経済指標の公表が相次ぎ、政策担当者の間に、無力感に似た「政策疲れ」とも言うべきムードが漂っているという。春のうちに打った政策の効果が夏場に尻すぼみになる。これは1年前に同じことが繰り返された。財政や金融政策で刺激策を打つのだが、本当に効果があるのか、懐疑的になっている。 http://www.economist.com/blogs/freeexchange/2011/06/macro-policy-and-recovery
 最後の日本に関するくだりが何とも悲しい。