英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ギリシャとモスクワ

 晴れだが、風が強い。風のない穏やかな日が最近少ないような気がする。
 全豪オープンセリーナ・ウィリアムズシャラポアを退け、優勝した。
 ギリシャとEUとの対立が先鋭になってきた。ギリシャ財務大臣とEU債権者団の代表がしかめ面をして挨拶を変え明日。冷え冷えとした雰囲気が漂っていたという。しかし、ギリシャをユーロ圏にとどめたまま、解決の糸口が少しずつ浮上し始めている。2月には具体的な妥協を探る交渉が始まる。
 ただ、EU側に突っ張ってみせているかにみえるギリシャ側も、ギリシャ経済をどう回復させ、予算の規律を取り戻すかについて、説得力のある案を示す必要があるだろうという点では本音の部分でわかっている。
 今後注目されるスケジュールとしては、このままいくと7月か8月にはギリシャ債の償還期限がやってくる。金額が70億ユーロ。また、2月7から9日にはギリシャ議会で経済政策の詳細が提示されることになっている。
 気になるのは、ギリシャがモスクワ寄りの姿勢を強めていることだ。ロシアのウクライナ侵攻を非難したEU首脳に対し、ギリシャ首相は批判を投げかけている。
 http://www.wsj.com/articles/as-greece-and-eu-clash-clues-on-deal-emerge-1422663008?mod=WSJ_hp_LEFTTopStories