英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

デフレの時代

 今日も暑い。昨日のテニスで筋肉痛が少し残る。

 今日はプライベート・エクイティの話題から。
 http://www.ft.com/cms/s/0/c190d806-9d8c-11df-a37c-00144feab49a.html
 PE間で投資先を回し合うディール(いわゆるセカンダリー・バイアウト)が今年前半は記録的に多かったという記事。また、銀行の融資がつかないので、投資額に占めるエクイティのレベルが4分の3まで高まっているという。このため、案件の質は良いが、エクイティシェアが高いため、どれくらいリターンが出るか疑問符がつけられている。今年初めにPEがコミットを受けていたファンド総額は1兆ドルにのぼる。大半は危機以前に調達したもので、投資・回収期間は時間切れになりつつある。さらに、三番目の買い手もPEである状況も生まれつつあるという。

 WSJより。著名な投資家(PIMCOのビル・グロス)はデフレを予測している、という記事。
 http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703787904575403204077239996.html?mod=WSJ_hps_LEFTWhatsNews 
 ほんの二ヶ月前には、インフレ懸念について議論されていたのに、大きな様変わりである。投資家は金や米国債の投資比率を上げている。

 野村のファンドの元chairmanがSECに野村AMのことでチクったという話。
 http://ftalphaville.ft.com/blog/2010/07/30/299526/former-nomura-fund-chairman-fingers-nomura-asset-management-to-the-sec/