英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

ヘッジファンドの勝利

 曇り。今日は雨の模様。
 ユーロ安に賭けたヘッジファンドの勝利。中でも大きく儲けたのが、金融政策の変更の方向などに賭ける、いわゆるマクロファンドだ。
 http://www.wsj.com/articles/hedge-funds-win-as-euro-falls-1426456857?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection
 大規模な金融機関のいくつかは現在、広範囲にわたるストレステストにさらされている。特に、債券のポートフォリオについては、深刻な金融危機によって大量の売りが出た場合に対応できるかどうか、検証されている。
 想定される潜在的なショックのうちの一つが、米国の金利上昇だ。最初の利上げが今年予想されている。債券投資家がポートフォリオを組み替えることが予想され、その過程で市場が変動する可能性がある。
 グローバルにみて、現在、ミューチュアルファンドが保有する流動性の低い社債新興国債券が1兆ドルほど残っているという。しかし、銀行はこうした市場の取引から手を引きつつあり、リスクが高まっているという指摘もある。
 ボルカールールによって、流動性の不足がより悪化している点も指摘できよう。
 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/824adffe-c99f-11e4-b2ef-00144feab7de.html?siteedition=intl#axzz3ULROxarf