英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

中央銀行の3つの過ち

曇り。気温も低い。 ヤフーに対し、英国のデイリーメールが買収の意向を示している。いくつかのプライベートエクイティ会社と話し合いを始めている。締め切りは4月18日。約40の会社がヤフーのビジネスに興味を示している。 デイリーメールによるヤフー買収…

キャメロン疑惑

曇り。 大統領選挙について。ワイオミングの党員集会で民主党のサンダース氏が勝利した。ただ、依然としてクリントン氏がリードを保っている。一連の勝利に付け加え、より一層重要な今月のニューヨークにおける予備選挙を前にして、彼の負け戦の選挙戦に一つ…

オランダとウクライナ

エコノミストより。 http://www.economist.com/news/europe/21695890-dutch-referendum-threatens-eu-trade-deal-ukraine-dissociative-disorder?spc=scode&spv=xm&ah=9d7f7ab945510a56fa6d37c30b6f1709

世紀の漏洩

春特有の薄曇。 投資銀行がミレニアル世代に対し、新たな職務モデルを検討している。ミレニアル世代の退職が相次いでいるからだ。 冒頭示されるのは、ゴールドマンサックスの投資銀行部門の共同トップが、ホテルに若手社員を集めた会合で話しかけるシーン。…

円高進行

薄曇。 昨日は米国株式も下落。投資家がリスク回避行動をとり、ドルは日本円に対し、2014年以来の水準に低下した。米国債も上昇した。 ダウの下落は2月23日以来の水準だ。ボラティリティの高い相場局面に突入した。とくに円高の進行は、投資家たちが中央銀…

赤い貴族

雨。 Fedの3月FOMCの議事要旨が公表された。4月の利上げの可能性は大きく低下した。Fedはグローバル経済が上向くまで非常に注意深く動くだろうとの市場の確信を強めた。 3週間のラグを置いて公表された水曜日の議事要旨によると、 http://www.w…

ドイツ金利もマイナス化

晴れ。 ドイツの国債金利がとうとうマイナス領域へ突進しようとしている。 火曜日のドイツ国債金利は0・08パーセントで取引された。 http://www.wsj.com/articles/an-odd-time-as-many-government-bonds-trade-below-zero-yields-1459886908 WSJの安倍…

ヘリマネは永遠

ヘリコプターマネーは永久に続くものである、という記事。最初にランダムウォーク仮説に基づき、「パーマネント」という言葉の定義を行っている。そして、お金を印刷して、相手に渡すケースとして2通りの場合を想定している。 お金を渡し切るのがヘリコプタ…

トランプへの道

今朝も路面は濡れている。パソコンの調子が悪くて困る。これだけコモディティ化している製品なのだから、冷蔵庫や掃除機のような家電みたいに、安定して稼動できないものか。 トランプ氏が共和党の大統領選候補者として指名を受ける道筋は狭く、険しいものに…

難民移送開始

雨。 投資家はドルに対し、よりネガティブになっている。現状よりドル安が進行し、株式や新興国市場、商品にとってはプラスの材料になりそうだ。 ICEやWSJのインデックスをみる限り、ドルは他の通貨に対して下落している。 今年に入る前は、利上げと長…

ヘリマネ考

ヘリコプターマネーに関する議論が続いている。Fedと米国財務省が協調してお金をヘリコプターから落とすようにばら撒く政策が改めて議論されている。 しかし、米国においてこの政策は機能しないだろう。 http://economistsview.typepad.com/timduy/2016/0…

シュンペーターホテル

シュンペーターホテルというタイトルで、所得格差と社会の流動性について考察している。 シュンペーターはあまり不平等について論じることはなかったが、その珍しいケースとして、あるメタファーを使って不平等と社会的な流動性を論じている。 それはこんな…

続ギリシャ悲劇

朝から小雨である。 IMFの幹部の電話協議の内容が漏れ出し、ギリシャと債権者団の間が依然としてねじれを抱えていることを浮き彫りにしている。今年の夏、ギリシャの救済プログラムをめぐって、もう一段のドラマがありそうだ。 具体的には3月19日に、ワ…

習近平礼賛

エコノミスト誌最新号はまたまた刺激的な表紙とタイトルである。 習近平礼賛を認識せよ。 http://www.economist.com/news/leaders/21695881-xi-jinping-stronger-his-predecessors-his-power-damaging-country-beware-cult

6月利上げ説

曇り。気温の下がり具合がきつい。 先行きへの不安はあるが、米国経済は着実に改善している。雇用や賃金は着実に改善し、消費者支出を押し上げている。しかし、Fedは様子見の姿勢を依然として続けている。 米国経済はグローバルな経済の減速への懸念を振…

ドイツ銀の苦闘

晴れ。昨日の暖かさで桜が一気に咲き始めた。 ドイツ銀行のCEOが同行の建て直しに苦労している。規制当局や投資家の圧力が強く、コスト削減に悪戦苦闘している。主人公は共同経営者のJohn Cryanだ。 経営者に就任した初日、従業員に手紙を送った。タフな…