英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ヒラリー出馬

雨。いい加減いやになる。 ヒラリー・クリントン氏が日曜日にも2016年の大統領選に出馬することを表明する。ただ、そのスタートは小規模なイベントに始まるもので、共和党の対抗馬と比べると、非常に地味なものだ。 http://www.wsj.com/articles/hillary…

GE再編

曇り。冴えない天気が続く。しかも、寒い。 WSJのトップニュースはGEが不動産事業を切り離すというニュース。ブラックストーンやウェルズ・ファーゴとの話し合いが進んでいるという。300億ドル規模の売却だ。 GEのイメルトCEOからすれば、長く…

スイスのマイナス金利

スイスの10年国債がついにマイナス金利となった。未知の領域に入りつつある。金利はマイナス0・055%。2025年まで投資家は金利を支払わなければならない計算だ。 http://www.ft.com/intl/cms/s/0/35ddc68e-dde7-11e4-8d14-00144feab7de.html?sitee…

遠のく利上げ〜FOMC3月議事要旨

晴れ。久しぶり。 会合後、3週間のラグを持って公表される3月のFOMCの議事要旨が明らかになった。6月の利上げについて、メンバーの意見は分かれた。だが、最近の経済指標悪化に伴い、6月利上げの可能性は後退した。 とくに、物価が2パーセントの目…

シェルの5兆円買収

今日も雨。冴えない天気が続く。 エネルギー業界の巨大再編劇が始動する。ロイヤルダッチシェルがBG買収交渉に入ったという。500億ドル規模の買収となる。最近のエネルギー価格の低迷がもたらした再編劇だと言える。 http://www.wsj.com/articles/shell…

EU銀の自己資本疑惑

雨。これで桜がすっかり散ってしまうだろう。 NY連銀のダドリー総裁。 http://www.wsj.com/articles/feds-dudley-links-weak-first-quarter-to-temporary-factors-1428354801?mod=WSJ_hp_LEFTWhatsNewsCollection EUはギリシャとポルトガル、スペイン、…

ドル高の終焉

晴れ。 記録的なドル高相場がガス欠でこれ以上の上昇が見込みにくいのだという。多くの投資家は長期では依然としてドル高が続くとみている。しかし、これ以上のドル高はないという意見もある。 ドル高の終焉論の根拠は、米国経済が減速しつつあるのではない…

ドイツの貿易黒字

曇り。今日から数日間は雨模様。 ドイツの貿易黒字が問題視され始めている。バーナンキ前議長のブログより。「総需要が不足する低成長の世界において、ドイツの貿易黒字は問題である」と。 近くG20などの会合がワシントンで開催される。バーナンキ氏が議…

米国版春闘

クルーグマン教授による最近、米国小売企業を中心に広がっている賃上げの動きについての考察。 米国では多くの人々が、上がらぬ賃金と職の減少が米国にとってもっとも大きな問題であると認識している。それらは中流階層を下支えしているからだ。しかし、職が…

イラン合意余波

曇り。時折雨粒が落ちてくる。 イランの核開発をめぐって国際合意がなったことに米国内のユダヤ系リーダーたちが神経を尖らせている。2016年の大統領選をめぐり、ユダヤ系グループが民主党をどのように支持するかにもかかわってくる問題だ。 ユダヤ系リ…

グローバルな過剰貯蓄

バーナンキ前議長のブログより。 http://www.brookings.edu/blogs/ben-bernanke/posts/2015/04/01-why-interest-rates-low-global-savings-glut?rssid=Ben+Bernanke

中央銀行、資産と負債のミスマッチ

今日3日は雇用統計が発表される。 以下はプレビュー。コンセンサス予想では24・7万人の雇用者数の増加が見込まれている。 http://www.calculatedriskblog.com/2015/04/preview-for-march-employment-report.html 中央銀行の健全性とインフレとの関係。ニ…

イラン核開発合意

曇り。桜が一番美しい季節を迎えた。とくに夜桜が良い。 イランと西側諸国が核兵器開発プログラムについて、合意した。WSJ電子版ではトップニュース扱い。イラン制裁を解除する代わりに、最大25年間核開発に制限や制約、管理が課せられる。 イランと合…

バーナンキへの回答

長期停滞論について、サマーズによるバーナンキに対する回答。実質利子率を決めるのはFedではないとするバーナンキ前議長の主張に賛同している。 バーナンキ前議長は、実質利子率を決めるのは幅広い資本の需要と供給に関する要素であり、均衡実質利子率は…

マクドナルドの賃上げ

昨日は雨だったが、今日は一転晴れ間が広がる。 メイウェザーとパッキャオの試合。試合そのものも史上空前だが、それにまつわるビジネスも史上空前の記録となっているという。試合をペイパービューで観戦するのに、99ドルかかる。 http://www.wsj.com/arti…

縮小、外貨準備

新興国市場の外貨準備高が縮小し始めているという気になる記事。過去20年間で初めてのことだという。米国の金融政策が変更されるタイミングにあたり、新興国自身のマネーフローに変化が生じ始めている。 具体的には、新興国のマネーはこれまで米国や欧州の…

アップル・ペイ対抗策

今日は曇り。 カナダ第四の銀行のお話。米国において、今後3から5年間で600万人の顧客を獲得したいという。米国のリテール銀行市場は彼らにとって魅力的に写るようだ。 バンク・オブ・モントレアルはトロントに本拠を置く銀行だ。 顧客拡大の武器の一つ…