クルーグマン教授による最近、米国小売企業を中心に広がっている賃上げの動きについての考察。
米国では多くの人々が、上がらぬ賃金と職の減少が米国にとってもっとも大きな問題であると認識している。それらは中流階層を下支えしているからだ。しかし、職が増える、増えないは、需給で決まるものだろうか、と投げかける。
賃金を規定するものとしてよく挙げられているのは、国際競争の激化やテクノロジーの進化だ。これらは賃金の下方圧力として働くとされる。
http://economistsview.typepad.com/economistsview/2015/04/paul-krugman-power-and-paychecks.html