英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

欧州連盟

晴れ。 リビアでテロが起き、米国リビア大使が死亡した。中東、北アフリカの緊張が高まっている。 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444426404577647060576633348.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories ドイツの憲法裁判所はESMの救済ファ…

米国格付け見直し

昨夜はすごい雷だった。晴れ。 もし議会が財政赤字削減で合意しなければ、ムーディーズは米国のトリプルA格付けを引き下げ方向で見直すと警告している。11月6日の大統領選後、早々にも議会に財政政策についての交渉をまとめるよう促している。 いわゆる財…

ドミノ理論

晴れ。まだまだ暑い日々が続く。 松下金融担当大臣の自殺の話題が報じられている。明日発売の週刊新潮でプライベートな話題が取り上げられるというが、何があったのだろうか。 FTアルファビルより。メルケル首相はギリシャのユーロ離脱を当分避けようとする…

QE3

さて、今週のFOMC。FedがQE3とフォワードガイダンスの長期化を同時に実施するとの予想が浮上している。 最近の経済指標をみると、実質的で、持続的な経済活動の回復は観察されていない。また、ロックハート総裁が最近、WSJのインタビューで、複数の政策…

Gloomyな収益予想

晴れ。 昨日、公開討論会を開いた橋下大阪市長の率いる維新の会。大阪維新の会は英語で「Osaka Restoration Association」というのか。発見だ。 http://online.wsj.com/article/SB10000872396390444554704577641091575968430.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopSt…

続・雇用統計

晴れ。 ルイ・ヴィトンやディオールなどの高級ブランドを傘下に抱えるLVMHグループのトップ、Bernard Arnault氏がベルギーの市民権を申請した。フランスの高税率政策を嫌ってのことだとは言っていないが、オランド政権の税政策に大きな影響を与えそうだ。 ht…

オランドの変節

欧州情勢についてのまとめ。 フランスの社会党政権も公約修正に追い込まれている。大衆受けの良い政策が、実現の段階でその限界があらわになるのは、どこの国でも同じことなのだろうか。 フランスのオランド大統領は富裕層課税の強化を訴えていた。しかし、…

米雇用統計(8月)

晴れ。暑さがぶり返してきた感じ。 米国の雇用統計が発表された。非農業部門の新規雇用者数の増加は9・6万人。1250万人の失業者を職に就かせるには力不足で、オバマ大統領にとっては再選の逆風で、Fedには金融緩和圧力が強まりそうだ。 失業率は8・1…

ラホイ首相の決断

晴れ。国内政治も来たるべき総選挙に向けた動きが活発化しているが、海外も連日重要イベントが相次いでいる。 昨日のECB理事会を受けたマーケットの反応。米国のS&P500は2008年以来の高値を付けた。スペイン10年債の金利は6・07%で、30ベーシ…

ドラギの日

注目のECBドラギ総裁の会見。国債買い取り計画の概要が発表された。ドラギ総裁は、残存期間1年から3年までの国債は、無制限に買うことができると述べた。 ただ、買い取りは条件付きであるとも述べている。もし、対象国が条件を守らない場合は、国債買い取…

Monetary Outright Transactions

晴れ。 さあ、今日はECB理事会。日本時間の午後には記者会見などが行われる。ECB内で議論されている原案では「Monetary outright transactions」と名付けられ、国債購入の詳細が議論されている。 ECBによる国債買い取りの最大のリスクは、対象国が構造改革や…

カウントダウン

晴れ。9月に入って暑さも幾分和らいできた。 明日のECB理事会に向けてのカウントダウンが始まっている。ドラギ総裁がイタリアやスペインの国債買い取りに乗り出すのか、それはいつ、どのような手段でなのか。 以下はJPモルガンチェースをはじめとする大手金…

ドラギのヒント

晴れ。 今週木曜日のECB理事会への注目が高まっている。政策予想は、利下げが主なもので、国債購入にまで踏み切るかどうかは微妙だとみる見方が多い。 http://www.calculatedriskblog.com/2012/09/ecb-meeting-on-thursday-expectations.html 昨日は欧州議会…

Negative German Sentiment

晴れ。心なしか、涼しい。 ギリシャの帰趨を問う世論調査がドイツで行われた。ギリシャがユーロ圏にとどまるべきか、あるいは通貨同盟から追加支援を受けるべきかについて、わずか25%のドイツ人しか支持しなかった。ギリシャが求めている財政再建の猶予や…

ロックハート総裁

曇り時々雨。今日もはっきりしない天気。 WSJ紙がアトランタ連銀のロックハート総裁に簡単なインタビューを行っている。 追加金融緩和が行われる場合は、複数の政策手段の「パッケージ」で行われるべき、と示唆した点が興味を引く。 http://www.calculatedri…

ウッドフォード教授のFed批判

ジャクソンホールでは、中央銀行家や著名な学者たちがさまざまな情報発信を行った。セントルイス連銀のブラード総裁はインタビューに応じ、超過準備へのマイナス金利付与の潜在的なメリットに言及した。さまざまな手段が検討されている金融緩和の手段の一つ…

Grave Concern

朝方は晴れていたが、雨が降ったりやんだり。 昨日のジャクソンホールにおけるバーナンキ講演について、論評記事が出ている。Fedは追加金融緩和の準備ができている、と受け止められた。 スピーチの多くは、金融危機後にFedのとった行動を振り返ることに充て…