晴れ。
さあ、今日はECB理事会。日本時間の午後には記者会見などが行われる。ECB内で議論されている原案では「Monetary outright transactions」と名付けられ、国債購入の詳細が議論されている。
ECBによる国債買い取りの最大のリスクは、対象国が構造改革や財政収支をコントロールするという約束を反故にする危険性があることだ。そうなると、プログラムのプラグを抜くか、それとも国債買い取りを続けるのか、ECBに選択肢が委ねられることになる。
また、国債はセカンダリー市場で買い取られ、マネーサプライに影響を与えないように、資金吸収オペを組み合わせ、不胎化されることになる。
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/1966ebe8-f77b-11e1-ba54-00144feabdc0.html#axzz25dntm1Ca
ユーロ圏経済はこの夏、減速基調を強めている。ECBが大胆なアクションをとったとしても、ユーロ圏が深刻なリセッションに陥ることを防ぐことはできないとの見方が出ている。
8月のPMIは46・3.7月の46・5から低下し、リセッションのシグナルを発している。小売り関連統計も芳しくない。
http://online.wsj.com/article/SB10000872396390443686004577632852152017324.html?mod=WSJAsia_hpp_LEFTTopStories