英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

浮上する不況回避論

 曇り。台風が接近中。

 不況は避けられるのではないか。そんな確信が米国内部で広がっている。

 https://www.wsj.com/articles/what-wall-streets-top-recession-gauge-is-saying-now-67232353?mod=hp_lead_pos1

 ロシアは原油輸出の穴を見つけ、数十億ドルの収入を得ている。船による運賃が上昇し、インド向け輸出においてロシア企業に収益機会をもたらしている。

 https://www.ft.com/content/7c6998aa-a0d9-4ba7-9e35-e291978ca4d6

 英国のインフレ率。落ち着くまでにどれくらいの期間がかかるのか。イングランド銀行は先週、政策金利を0.25%引き上げた。前回の引き上げ幅は0.5%であり、引き締め程度を緩めた。

 ロイターが実施したエコノミスト調査によると、7月のインフレ率は年率換算で6.7%に落ち着きそうだ。6月は7.9%だったので、大きく下落することになる。

 投資家が注目しているの総合インフレ率でなく、食品とエネルギーを除いたいわゆるコアインフレ率だ。ロイター調査によると、コアインフレ率の予想は7月は6.8%である。この通りであれば、中央銀行は少し息をつく余裕が出ることになる。今週はFedにとっても、インフレ率が3.2%に落ち着いた週となった。

 https://www.ft.com/content/27cc8aa7-687b-444e-81e3-00c58e83a802