英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

パウエル発言の消化具合

 晴れ。

 イタリア中銀からタカ派的なECBの姿勢への批判が飛び出している。

 https://www.ft.com/content/5c349dea-ec7b-4cef-8490-782d5d8b6b5e

 パウエル議会証言の消化具合。当初は下げた株式市場も、パウエル発言を十分に消化し、上げに転じている。次の会合を前に、なんら決定はなされていないとパウエル氏は強調している。

 米国株は水曜日、わずかに上昇した。パウエル氏の議会証言に加え、さらなる発言が加わり、市場がその意図をきちんと消化したからだ。パウエル氏は利上げのペースと長さについて、想定り長く、高くなると述べた。

 ブルーチップ銘柄で構成するS&P500は、0.1%上昇。今月後半に予定されているFOMCで、どういうことを決定するのか、まだ決めていないとパウエル氏は議会証言で述べた。

 パウエル氏は2日間にわたる議会証言に臨み、この発言は2日目に飛び出した。火曜日にパウエル氏は、利上げのペースを再加速する準備ができていると述べた。アナリストは、株式市場は力強い状況にあると分析している。市場が待っているのは、賃金と消費者物価指数データである。

 2月から継続して公表されている統計データによると、1年以上にわたる利上げにも関わらず、経済はしつこいインフレ圧力にとらわれているかのように見える。

 https://www.ft.com/content/df85f402-94f8-4049-975e-d1e968f1ea55