イーロン・マスク氏がツイッター社の最大の株主になった。SECファイルによると、テスラのトップは9.2%の株式を取得した。
マスク氏は1週間前に、ツイッターのことを真剣に考えていると投稿したばかりのことだった。月曜日に公表されたSECの資料によると、マスク氏は9.2%株式を取得した。29億ドル相当である。
ツイッターの株価はこの発表の後、27パーセント上昇した。
マスク氏は声明を発表していない。ツイッター側もコメントしていない。
マスク氏はツイッターを頻繁に利用している。フォロワー数は8000万人。しかし、ここ数週間、ツイッターへの不満を見せていた。
先月にはツイッターが言論の自由にこだわるのは、民主主義を機能させるために重要だと述べた。しかし、ツイッター上の投票では7割がこの考えにノーを突き付けた。
ツイッターのアルゴリズムはオープンであるべきかについても、マスク氏は問題提起している。11月に辞任したツイッターの元CEO、ジャック・ドーシー氏は、どのアルゴリズムを使うかという選択は、だれにも開かれているべきだ、と述べた。
今回のマスク氏による株式取得は、ツイッター社の経営陣との対話を経て、究極的にはよりアクティブな役割をマスク氏がツイッター社で果たすことになるとみられている。
https://www.ft.com/content/6c49c814-b797-4668-be79-b5e1f2f2fc2f