快晴。
ロシアはなんと、妊婦が入院している病院を空爆した。まさに虐殺である。国際赤十字は人道危機を警告している。
病院が空爆されたのは南部のマリオポル。人道災害が市内に広がっている。ゼレンスキー大統領は人々や子供ががれきの下に埋まっているとツイッターでロシアの行為を非難した。
港湾都市であるマリオポルは人口46万人。今回の戦争でもっとも痛めつけられた都市のひとつである。都市部にはがれきが広がり、200万人のウクライナ人がすでに国から逃げ出している。
数日にわたるロシア軍の空爆により、数万人の人々が足止めを食らったようだ。避難用のシェルターにおいて、水や暖房、基本的な衛生用品もなく、人々は苦難を強いられている。市民の死者数が増えるに伴い、マリオポルの当局は埋葬の作業を進めている。もはや通常の葬儀が不可能になっている。
https://www.ft.com/content/717c4244-0dda-4564-8380-6cb1352afd68