英字紙ウォッチング

英語メディアの経済、政治記事を定点観測

独仏とロシア、関係改善の兆し

 晴れ。

 ドイツとフランスがロシアとの関係を見直すことを提案した。バイデン氏とプーチン氏との会談後の、驚くべき提案である。ロシアに対し、より親密な関係をとるというものである。当たり前のことなのだろうが、先日のバイデン・プーチンサミットは非常に重要だったということだ。

 メルケル首相はEUに対し、ロシアの大統領をEUサミットに招待することを提案した。そして、この提案はマクロン大統領の支持を得ているという。

 メルケル首相はここ数日間、欧州の首脳に対し、この提案を持ち掛けて相談をしている。マクロン大統領に加え、イタリアのドラギ首相がベルリンを訪問し、話し合いをしているという。アメリカのブリンケン国務長官は今週、この話し合いに参加するという。

 こうした動きについて、ロシアはまだ公式コメントを出していない。

 メルケル氏はプーチン氏と定期的に会談しており、今週は電話で協議した。対話のチャネルを開いておくことは重要で、もし解決策があるならそれを見つけるべきだという。

 https://www.ft.com/content/03528026-8fa1-4910-ab26-41cd26404439

 オーストラリアの年金基金の巨人が、未公開株投資市場に嵐を巻き起こしている。プライベートエクイティを迂回して、直接企業に投資を始めた。

 オーストラリアの年金基金は2兆ドルを運用し、インハウスの投資チームを立ち上げた。オーストラリアでは年金基金の統合がここ数年続いており、カナダの年金のような動きをしている。

 https://www.ft.com/content/9d330ef8-4d1e-4488-83d3-645bc4cff816