晴れ。
ベラルーシによると、ロシア軍が無期限で駐留するとしている。ドンバスをめぐり、非難合戦も続いている。
ベラルーシ政府は3万人のロシア軍が合同演習に参加していると述べた。ロシア軍は無期限に駐留するという。ウクライナ攻撃をけん制するために、西側諸国はプーチン氏との対話を続けている。
ベラルーシによる声明は、合同演習が終わるタイミングで発表された。モスクワ政府はウクライナ国境に19万人もの軍隊を集結させている。その中にはベラルーシにおける軍事演習に参加した部隊も含まれる。
こうした動きを受け、フランスのマクロン大統領は日曜日、プーチン氏と2度にわたって会談した。フランス政府によると、紛争を回避するための可能かつ必要な努力の一部であるという。
プーチン氏はロシアとウクライナ、OSCEと3者会談を行うと表明したという。東部ウクライナに500キロメートルのコンタクト線を設け、停戦を実行させるのが目的だ。
ロシアが支援する分離主義勢力とウクライナ政府とのウクライナ東部、ドンバスにおける衝突はここ数日間エスカレートしている。
アメリカ政府はブリンケン国務長官を含め、いつでもプーチン氏と協議できる準備があるとしている。バイデン大統領は週末、デラウェアへの旅行を取りやめた。
一方、クレムリンは、ロシアの大統領は外交的解決を見つけ出す重要性を認識していると述べた。
https://www.ft.com/content/22996c27-4882-4297-a845-228857bc382e
NYTより。アメリカ政府内部の議論は、ロシア軍が侵攻するかではなく、どのようにプーチン氏が行うかに移っている。ベラルーシはロシア軍の無期限駐留を認めた。そこはキエフをうかがうことのできる場所である。
プーチン氏はウクライナの経済を遮断し、戦車なしに政府を追い出すことを計画している。
多くの情報機関や軍事関係者がもっとも可能性が高いとみている、一発の攻撃でウクライナを責めるというシナリオは、1945年のナチス降伏以降、欧州においてもっとも大きな戦争になりうる。
https://www.nytimes.com/2022/02/20/us/politics/putin-ukraine-strategy.html