曇り。
投資家はイングランド銀行がマイナス金利を導入しそうなことで、投資資金の巻き戻しを始めている。ワクチン開発が進み、市場の焦点はダウンサイドリスクからアップサイドリスクへと移りつつある。
イングランド銀行の主要な政策金利は現在、2022年後半にはゼロに到達するとみられる。デリバティブ市場の期待から算出するとそうなる。トレーダーらは今後数年でマイナス金利になると予想している。
イングランドはコロナ後の経済影響を和らげるため、そうした圧力に直面するとみているのだ。大手投資家は現在、ワクチン開発にフォーカスしている。これはアップサイドの材料である。
英国政府は水曜日に、西側諸国としては初めて、コロナワクチンを承認した。ファイザーとビオンテック社のものだ。来週にも、もっとも弱い人々に接種される。
これを受けてイールドカーブは上方にシフトした。高格付けの債券市場は、グローバルで幅広く売りが出た。投資家は2021年の経済再開による経済のリバウンドを見込んでいる。
https://www.ft.com/content/72500c20-4a49-4fa9-a3c8-40ce1d26f436
NYTブリーフ。香港では抗議デモの参加者が刑を言い渡された。