雨。
ダウ株価指数が初めて3万㌦を超えた。新政権への期待が高まっている。
米国株は火曜日に高値を更新した。世界の株式市場も同様に上昇した。米国で新政権への権力の移行がスムーズにいきそうな見通しが出てきたのに加え、世界最大の経済をテコ入れする政策が出てきそうであると投資家が期待しているためだ。
ダウ指数は1.5%の上昇。S&P500指数は1.6%上げた。S&P指数も高値更新である。
経済回復によって利益を得るとみられるセクターへ資金が幅広く循環した。特にエネルギー、金融セクターが主導した。
株高はジョー・バイデン政権の勝利によって始まったトレンドを加速させることになった。マーケットでは、焦点は次の数週間に移っていると指摘することがあがる。2021年がどうなるかだ。リスク性資産にとって、今後数年間は非常に良い年になる可能性があるという。
トランプ氏が政権移行作業を認めたことも好材料となった。イエレン氏の財務長官起用のニュースもだ。特にイエレン人事はマーケットに好感されている。イエレン氏であれば、金融政策で何ができるのか熟知しているし、金融政策の限界もわかっているとの受け止めからだ。
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イエレン氏はどんな準備をしているのか。
バイデン氏が副大統領候補にハリス氏を選んだ直後、イエレン氏は2人に対し、コロナ対策をブリーフィングした。このブリーフに参加した関係者によると、金融緩和と財政出動を説いたという。
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